LinkBuds Open

先月発売開始された、SONYのワイヤレスイヤホンの「LinkBuds Open」(WF-L910) を買った。

LinkBuds Open

ちょっと前まで、こういった左右間も無線なイヤホンのことを「完全ワイヤレスイヤホン」って呼んでいた気がする。最近めっきり見聞きしなくなった。この左右分離式が普及してイヤホンといえばこれが当たり前になったからかなあ。さらに言うと左右どころか有線が伸びているイヤホン自体つけて歩いている人って、競馬場で携帯ラジオ使ってるおっちゃんくらいしか見ないかも。時代って移り変わるんやなあ。

使い勝手

めっちゃ良い。8時間連続再生可能らしい。耳に長時間つけてても痛くないのもあり*1、仕事中ずっとつけていられる。

2年前発売の先代LinkBuds(WF-L900)に引き続き、穴の空いた形で、外の音が聞こえる安心感がすごい。つけっぱなしでも公共交通機関の案内放送を聞き逃さない。路上で近づいてくる人や車の音がわかる。ふいに話しかけられたときに対応できる。

ケースが想像以上に小さい。パッケージ自体も小さい。輸送コスト削減でSDGsやね。しらんけど。

ケースが小さい。とはいえ厚みはあって、ポケットに入れると違和感がある。

手ぶらで出かけるときに雑にポケットに忍ばせておく用としては、前から持ってるYOBYBO CARD20 Pro*2の圧倒的薄さには勝らない。これは仕方がない。

価格

3万円。たかい!

用途

前述の通り、雑に外に持ち歩く用途にはYOBYBOのCARD20 Proを使っている。また、フィットネスジムでの運動時用*3には、パイオニアのSE-E9TW*4を使っている。

このLinkBudsは、スマホではなくパソコンのみとつないで、仕事専用のつもりで買った。

今まで無線イヤホンってあんまり信頼していなくて、繋げばすぐ確実に使える有線のイヤホンを打ち合わせで使ってた。信頼していないというのはBluetoothの安定性とかもあるけど、前述の既に持っている無線イヤホンって主にスマホと接続しているから、パソコンに接続を切り替える作業が発生してしまうし、それを忘れてしまい相手に迷惑をかける可能性がある。Webのオンライン会議で準備ちゃんとできていなくて会議の最初に「あ、すみません聞こえますかー」ってやる時間って無駄だと思っていて短ければ短いほどいいし、そこでなんかトラブってるとそのお取引先からの信頼感下がってしまいそうな気がするから、確実にパソコンと接続される感を重視していた。

実際、今回買ったこのLinkBuds Openを、パソコンのみにペアリングさせて仕事用の机に置いておいたら、Web会議が始まる直前にケースから取り出してすぐ確実に使えて良かった。快適。

ただ、いろいろ触ってみると、2024年現在のそれなりの価格帯の無線イヤホンには、Bluetoothの接続切り替えをせずに複数端末で1つのイヤホンが使えるマルチポイント接続*5機能があるらしい。このLinkBuds Openも、マルチポイント接続に対応していた。知らなかった…!試しにスマホともペアリングして、スマホ→パソコン、パソコン→スマホの音声切り替えを試してみたら、めっちゃ素早くスムーズで簡単で、びっくりした。外出時も使えるやん…。

マルチポイント、すごいという結論になった。

備考

実は先代LinkBudsについても、発売直後に買っていた。しかし、購入後1ヶ月たたずに片方だけ失くしていた*6。今回は失くさないようにしたい…。

*1:個人差はありそう。

*2:https://yobybo-japan.com/collections/frontpage/products/card20pro よく知らない中国かどこかのYOBYBOっていうメーカーの、薄いことが特徴のイヤホン。とにかく薄い。これより薄いケースの無線イヤホンを見たことがない。ちなみに1度紛失して(たぶんサンライズ瀬戸の車内に忘れた)、今二台目を持ってる。Amazonで今見たら品切れになってた。新型出てほしいなあ。

*3:有酸素運動しながらアニメ見てる。

*4:2020年頃に運動時用に買った。防水で、プラスチックで軽い。今調べてみたら販売情報が見つからなかったから、廃盤になっちゃってるかも。

*5:マルチペアリングとは別の概念。 https://www.sony.jp/support/headphone/howto/multipoint/

*6:たぶん新幹線の車内で落とした。先代もそれなりに良いお値段だったから、失くしたこと気付いた時はなかなかショックだった。